当協会の活動をご理解いただき、ぜひご入会いただけますようご案内申し上げます。

会員は現在募集しておりません。
募集の準備が整いましたら改めて当ホームページ上でお知らせします。

当センター設立の趣旨

当センターは平成31年3月、社債市場の活性化を目的に非営利の一般社団法人として発足しました。社債に関する知識や情報の発信、交換・交流を促し、社債による資金の調達と運用の両サイドで市場参加者の利便の向上に資することを目指します。

現状、社債市場が海外で急速に拡大する中、日本では社債の活用が停滞している感さえあります。背景には、伝統的に銀行を通じた間接金融への依存が強かったことに加えて、近時は企業が内部留保を極めて厚く積み上げたために資金調達ニーズが伸び悩んでいることがあります。また、大企業等の借入減少を受けて、金融機関が新興企業への貸出を活発化させていることも社債利用の停滞につながっています。

しかし、企業ガバナンスへの意識が強まる中、過大な内部留保の維持によるROE(自己資本利益率)の低下に対して投資家が厳しい視線を向ける可能性が高まるでしょう。その際には、社債活用を含めた財務戦略の転換が求められます。また、M&Aやカーブアウトなど先進的な経営戦略の一環として社債利用の拡大が期待されます。加えて、金融市場の将来の激変(テールリスク)を避けるためには、社債による長期資金の調達が重要です。

一方、資金の運用サイドでも、個別性や多様性に富む社債の魅力は大きいと認めながらも、実際の投資については慎重となる面は否めませんでした。金利リスク、通貨リスクに加えて、企業の個別リスクに対する分析・評価に高度なスキル(知識や経験)が必要であるためです。

 そこで、本センターは資金調達サイド(社債発行体の企業等)と資金運用サイド(機関投資家や運用組織)の両面に対して市場分析情報を提供すると同時に、社債市場の活性化に向けた様々なサービス(情報交換、最新知識の公開や提案)をご提供する所存です。

 本センターでは社債市場の活性化を通じて日本の経済成長を促していけますように、努力と貢献を続けてまいります。

本センターの事業

当法人は、日本における社債に関する情報交換の場の提供や社債リテラシー向上のための活動を行い、もって社債市場を活性化することを目的とし、その目的に資するため下記の事業を行います。

(1)社債に関する啓蒙・啓発活動
(2)社債に関する情報提供
(3)社債に関する情報交換の場の提供
(4)社債に関するコンサルティング業務
(5)社債に関する講演会、勉強会、研修等の企画、開催、運営

会員の特典

(1)本邦内外における社債に関する各種情報が入手できます。
(2)会員各社と相互交流・情報交換ができます。
(3)本センターで行う調査、研究など各種活動に参加できます。
(4)社債利用に関する研究成果・報告書等各種資料が閲覧・提供可能です。
(5)定期発行される機関誌「社債市場」を贈呈します。
(6)社債利用に関するシンポジウム、研修会等に割引価格で参加できます。
(7)本センター発行の刊行物を割引価格で購入できます。
(8)本センターHPの会員ページにて、社債利用に関する最新動向・情報が閲覧できます

会員の種別

法人の会員は次の4種とし、正会員をもって一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(以下「一般法人法」という。)上の社員とします。


(1)正会員; 当法人の目的に賛同し、当法人の活動及び事業を推進するために入会した個人又は団体
(2)恊働会員; 当法人の目的に賛同し、当法人に協力し恊働するために入会した個人又は団体
(3)法人賛助会員; 当法人の目的に賛同し、賛助するために入会した団体又は法人
(4)個人賛助会員; 当法人の目的に賛同し、賛助するために入会した個人

入会のご案内